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※個人の妄想です
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「父上! 胡蝶殿が――!」
「うむ、あれでは流石に多勢に無勢。参ろう」
はい――! と返事するや否や、紅樹は胡蝶の許へと駆けつけ敵を薙ぎ払う。
紅樹の必死な様子に北叟笑みながら白樹も加勢する。
「胡蝶殿、助太刀いたしますぞ」
「――そうね。これだけお客が多いと、独りで舞うよりも、三人で舞った方が楽しそう」
「大事ありませんか? 胡蝶の君」
「えぇ、大丈夫よ。……ありがとう、紅樹」
「――ぼんやりするでない! 紅樹!」
「は、はいッ!!」
親父の一喝を合図に双樹は再び飛び出した。
ふふ――と優雅な笑みを浮かべながら、胡蝶も再び舞い踊る。
***
『刀剣舞勇祭』の胡蝶刀さん(中:ユキツネさん)を初めてお借りしての一作。