忍者ブログ

くをん(蓮)の日記

※個人の妄想です


[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


願いが、叶う日 -七夕-

(7/8UP)
 
 あなたに あいたい――
 たなばたは おりひめと ひこぼしの ねがいが かなうひ


 
「――取っても、いいかい?」
小十郎は紫魚の眼帯に手をかける。
「君の全てが――見たい」
無口な女房は視線を逸らし、押し黙った。
「……気に障った…かい?」
紫魚はふるふると首を横に振った。
今宵は七夕――
男女の機微を堪能すべく戯れに思いついた願い事を口にしてみたが、
気心の知れた女房とはいえ軽率であったか――と思い直して小十郎は手を下ろした。
「……取って、ください――」
紫魚はおずおずと囁いた。
「――大丈夫、です。小十郎さま…私の旦那さま――」
小十郎は紫魚の右の眼の覆いを柔らかに取り払った。
薄ら古傷が垣間見えた。
「眼……開けられるかい?」
紫魚はゆるゆると瞼を開けてみる。
「……見え、る――?」
「え――」
紫魚は左の目を閉じてみた。
「小十郎さまが、見える――」
「紫魚――」
感極まり途方に暮れた男は唇で女房を愛撫した。


いつかその両目に、私を映しておくれ――

――わたしもいつか、両の目で確りと、あなた様を見つめたい


七夕は おりひめと ひこぼしの 願いが 叶う日

   ***
 
紫魚の眼どうしよっかな~?とか、今年の七夕コーデどうしよっかな~?とか
のらりくらりと過ごしてきましたが急にエンジンがかかりましたわ…w
迷いに迷っていた紫魚の眼帯ですが、アトゲさんの寿命がもぅ短そうだから
余生を眼帯無しで過ごすのもいいんじゃないかと思えてきましたね…。
・傷を隠すのに眼帯使ってる
・傷は化粧で隠せる
という、どちらでもイケる設定を思いついて地味に悩んでいます。
コーデ発表する時は眼帯ナシアリ2枚作ろうかな?(面倒臭いと思っている←)

 そんなこんなで眼帯アリコーデを添付。


ミュージアム→http://www.atgames.jp/atgames/museum/detail.do?albumId=456174
美右衛門さんの小十郎さまをお借りしての一作。

…最後になりましたが。
美右衛門さんに何の相談もせず突っ走りました\(^o^)/
スミマセヌ…。
あくまで独り遊びですので、気になる事があれば遠慮なくツッコミを!
(久々のフレーズ)


コーデお題「武装」

 

「~少女」というお題が頻繁で…真面目に付き合っていると使用メイクがが偏るので
無視する事にしました←
「迎春」セットのカンフー服ぶりがとても好きです。

武装コーデが好きなのか、品評会の投票がとても楽しいです。
武術スキルのある自キャラも多いですしね。
 
さてセルフィでの武装コーデですが…
 
オリエンタル系はやり尽くした感があるので
コスプレ感覚でサラジュさんに西洋騎士的武装をさせてみました。
結構似合ってると思う。


さてPLの中華イベントがんばらねば…!

あくまで暫定メモ

サラジュ母の形見である琵琶(柳琴) からヒトとして顕現。
紅樹の母であり、白樹の妻。絵に描いたような良妻賢母。

銘は 翠柳(すいりゅう)

 
文字のみ設定だと言っていたのはどこのどいつだ。
 
 

「お帰りなさいませ、旦那様」
「其方は…」
「貴方様の妻にございます」
「此れが、我が妻…///」(妻が居るとは思っていたが唐突な出会いに戸惑っている模様)
「お帰り、紅樹。大事ありませんか?」
「はい。この通り、息災です」(初対面だが順応しているらしい)
「其方の名は…」
「申し遅れました。翠柳と申します」
「翠柳……美しい、名だ」
「ふふ――父上、母上、私は先に失礼いたします」

「……翠柳。名だけでなく、姿も……美しいと、思う。
 宜しく頼む……」
「はい……」


暫定の割には妄想が捗ってるじゃないか。